お知らせ

「当社の出版事業の内訳を検証してみました」

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

  2月に更新したブログ(https://kyoka-print.co.jp/2021/02/1008/)でご紹介させていただきました「長野の陸上競技2020総集編(¥1,500)」の販売実績が取次店から上がってきましたのでお見せできる範囲で検証してみたいと思います。

  出版事業と言いましても、ほぼ自費出版に近いものだと私は思っていますので、今後、自費出版を行いたいとお考えの方がおりましたらご参考ください。また、もっと詳細に聞きたいという方は当社までご一報いただけますと幸いです。

  さて、今回の長野の陸上競技2020総集編(¥1,500)ですが、過去の販売実績を踏まえ1,600部発行させていただき、長野県内の書店様には1,200部を流通させました。残りの400部はネット販売、贈答用、在庫分です。平安堂様は販売からはじめの一週間分のランキングを出してくれます。例年はほぼ5位以内に入ることが多かったため、今回の10位という結果を見て「1,000円から1,500円に値上げしたから?」、「コロナの影響かな?」、「もう飽きられてしまった?」等など不安を抱えるスタートとなりました。

しかし、結果を見ると例年通りの61%の販売実績となりました。50%を超えれば御の字と言われる出版業界のようですので、当社にとっては「まずまず」いうのが実感であります。収支の概要は以下の通りです。

 

収入=書店販売+ネット販売+広告料+写真販売

 

支出=カメラマン・ライター料+印刷加工(用紙・印刷・製本加工)+書店・取次店手数料

 

  金額はシークレットとさせていただきますが黒字にはなっております。費用対効果は?と言われると・・・となってしまいますが、ふるさと長野に少しでも貢献できること、自社のサービス向上を目指すうえでは欠かせない当社の武器と考えていますので、引き続き研鑽を積んで参りたいと考えます。今後は結構ガッツリ引かれる手数料の交渉や、広告をもう少し増やす努力と、様々なコストを見ていくこと・・・でしょうか。

 

  このブログをお読みいただいた方や企業様におかれましては是非、Nsportsをスポンサードしていただけますようお願い申し上げます。

 

今後も杏花印刷並びにNsportsをご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。